InsideAsia

北京20年目の作家・谷崎光が中国とアジアの本当”をお伝えします。ときどきゲストも!

アステラス製薬社員、中国で拘束! 彼らは中国で本当は何をやっていたのか。

さて、私、中国のアステラス製薬の日本人社員、中国人社員を複数取材したことがあります。しかし、最終、編集さんと相談のうえ記事にはしなかった。

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なぜかというと、

セクハラ!

正確にはエア・セクハラです。
私ぐらい!になると、基本的にセクハラには引っかからないんですね。
その理由は用心深いとかもあるけれど、基本、仕事に対する欲が弱いから。

たかが仕事でそこまでやらん。

……やる気がないのをイバるなよ、ですが、まあ女性が身を売ってまでやる価値のある仕事なんてこの世にはございませんわ。おほほほ。
ところがこいつは本当に本当にたちが悪かった。
日本のアステラス製薬本社の広報から紹介され、その日に北京ではじめて会った。お昼にご指定のレストランでお話を聞き、夜、100人単位の業界団体の集まりにもいっしょに行って取材した。

後にも先にも彼に会ったのはその日一日のその二つの場のみ。

ところが次、日本人の集まりに出たら、私は彼の愛人で、私が経営している会社に彼が発注しているということになっていた。

へー、私って会社経営してたんか。どこにあんねん、それ!!! 教えてくれ。で、何を発注してんの? 
へー、私って愛人やったんか、どこの世界に昼飯をご馳走して話を聞く愛人がおるねん!!!(国貿の七福は高かったです。ダイヤモンド社と違い、集英社はちゃんと払ってくれましたけれど)。 
日本人倶楽部の副会長も最初同席したでしょうが!!!

初めまして、場所わかります? のやり取りとか全部残っとるがな。

でも本当にみんな信じているんですね。

彼が吹聴している。仕事が日本でも中国でもプロ工作員ロビイストとも言います)だから噂作りがうまいんですね。
その場は、私を直接見て話がおかしいと思った某財閥系メーカーの役員が聞いてくれて誤解!は解けたけれど、北京の何千人もいる、しかもしょっちゅう変わる駐在員に全員会うわけにもいかず。当時他の日本企業も取材中で騒ぐと真実に関わらずそちらもおじゃんになる。
それをわかってやってるわけです。おい、西山、謝れ。

その後、某大手商社の人に愚痴ったら、
「それ、いくら本当のこと言ってもダメだよ。その彼が撒いた話のほうが面白いから。みんな面白い方を信じたい」
……私が日本人に絶望するのはこういう時ですね。中国人は違う。

こういう被害を避けようと思うと、日本の村の人的にいつもみんなといっしょにいて付き合ってなきゃいけない。でも私は街の人だし、そういう「面白い方を信じる」バカな人々が気持ちわるいんですよ。

だから遠慮なく書きましょう。そういうゲスの極みのアステラス製薬の男性社員(一部と言っておいてやろう)が中国で何をしていたのか。

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