InsideAsia

北京20年目の作家・谷崎光が中国とアジアの本当”をお伝えします。ときどきゲストも!

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の携帯が世界で負けた、誰も言わない本当の理由 アジアでも人気の中国スマホメーカー、OPPO日本法人社長インタビュー(下)

(上)から続く。 高級化する中国の携帯 10万円クラスも普通になってきた なぜ日本のメーカーだけが、中国の、いや世界の携帯市場をまったく読み取れず、大きな市場を逃がしたのだろうか。 答えは日本のメーカーが消費者のマーケットを読む能力をなくした…

日本の携帯が世界で負けた、誰も言わない本当の理由 アジアでも人気の中国スマホメーカー、OPPO日本法人社長インタビュー(上)

// ]]> 2019年3月末。ソニーがついに中国のスマホ工場の生産を終了した。 スマホ事業で赤字が続き、将来は閉鎖の予定である。 ソニーは中国でボロ負けした日本の携帯の中で、唯一頑張っていたメーカーである。 ファーウェイ、OPPO、ASUS(台湾)……。 安全性…

中国より実は過酷な日本人の働き方、会社に娘を殺されないために 

、 ある中国企業では、3月8日の世界女性デーにイケメンを手配し出勤する女性に花を配った。撮影 HN ■若い女性に仕事が ■原因の自殺が増えている 日本に一時帰国して参加した同窓会で、友達のお嬢さんの話になった。確か学生時代に留学し、それから東京で広…

中国、QRコード決済で生まれたビルの空きスペースビジネス、ジムから会議室、ビリヤード、瞑想室まで

今、北京でよく見かけるのが、ビルの空きスペースとQR決済を組み合わせたビジネスである。 一年ぐらい前から頻繁に見たのは、ジムだった。 巨大ショッピングモールのたとえば地下階のちょっとした空きスペースなどをパーテーションで囲う。トレーニング機械…

国全体が”老人ホーム”になった日本

日本は国全体が、老人ホームみたいになったんだなと改めて思った。 4月のはじめに日本に一時帰国した。 今回は大阪の実家に泊まって、足を痛めていた母の世話をあれこれした。 スーパーに行ったら、食品の多くが北京の半額ぐらいで驚いた。家は大阪の中心部…

当たりはスマホ!? 中国で流行る”福袋”自販機

「オレ、スマホ新しくするから」 「またぁ? 外れるよ」 中国・北京。巨大ショッピングモールの中で、若者数人のグループが盛り上がっている。 一人が近づいて、スマホで支払いをした。 ガタンと音がして、プレゼント仕様で包まれた箱が出てくる。 皆で大騒…

トヨタ社長の終身雇用限界発言で考える、中国人を味方にするたったひとつの方法

中国に来て18年間、社内の中国人が味方になってくれずに、日本企業が損をする例をたくさん見てきた。 たとえば中国で売っていた日本メーカーの携帯である。 2000年代はなんと中国語が打てず、表示が英語だけのものまであった。 当時、英語がわかる中国…

中国で人気の雅子皇后。徳仁天皇があの時代に、自分より”三高”の女性を好きになった責任感

// // 新天皇皇后のご成婚は1993年である。あの頃の日本はまだまだ古かった。 // さっそうとスーツを着て出勤する、自称”キャリアウーマン”は、会社のロッカールームで女子だけにある制服に着替える(えっ、今もある? びっくり)。 会社に勤めても、ある程…

天安門事件 6月3日、30年前にこれから事件の起こる天安門広場に立って考えたこと

2019年6月3日。 家から地下鉄にのり、天安門広場へ行ってきた。6月4日だと入場できない可能性があるし、事件が起こったのは3日深夜から4日未明だからである。 パスポートチェックと顔認証をうけて荷物検査の場所に入る。 カバンに入れていたスケジュ…