いろんな人がほぼ毎日書いてます。本日は私。
この本は、日本に一時帰国したときに、書店に積んであるのを見つけて、なんとなく買いました。
私は留学で初めて韓国人と仲良くなったが、外から見れば、韓国と日本はかなり似た社会である。狭い国で人は保守的で、財閥系企業が強く、男尊女卑。何によらずブランド志向で、やたら必死で働き、勉強し、ちょっと拝金主義。上下関係は厳しい。
同じマンションに住んでいた若い韓国人女性は、ロビーで会うと、いつも重いドアを開けて私が先に通るのを待っていた。知人でもない私が単に年上だからである。
本文からですね。
私の知っている韓国は日本以上に変わらない国だった。日本以上に学歴主義でブランド指向。上に服従する代わりに頼る。しかし気づいたら、変わっていた。いろんな面でムーブメントが起こっているだと興味深かった。
筆者について
新卒でダイエーと中国の商社勤務→文藝春秋の受付に原稿を持ち込み96年作家デビュー→2001年から北京大学留学を経て現在も北京在住(コロナウイルス騒動の間もずっと北京でした)。
著書は松竹で映画化の『中国てなもんや商社』(文藝春秋)『男脳中国 女脳日本』(集英社インター)中国へ渡る技術者を描いた『日本人の値段』(小学館)など20冊。中国モノ記事PV、NO1筆者です。ダイヤモンド・オンラインで発表した「中国人が絶対言わない日本旅行の意外な本音」を読んでくださった方も多いのでは。