結局、中国シェアサイクルとはなんだったのか。
あれだけ輝かしく語られたのに、最後はデポジットの取り付け騒ぎになった。今、現在もofoで1500万人が返却されていない。
ofoは最近、「(わが社の関連の)商品を購入すれば返却」と新たなデポジット返却方法を打ち出したが、実は1199元(約2万円)のCPUを買ってたったの2.4元(40円)返却される等、あらたな詐欺だと問題になっている。
でもなぜか関係者が捕まったりはしない。
現在、シェアサイクルの多くは様々な身分確認済みのサービスと連動し、事実上デポジットはいらない。
買収もさかんで、モバイクは美団の傘下になった。
様々な問題が立て続けに起こり、北京の街からほぼシェアサイクルが消えた。
かと思うと、突然、いろんな会社が参入し再び持ち直した。
儲かっているかいないのか。利用率を上げるために自転車を駅にトラックで運ぶシステムも止まったり復興したりである。
この謎だらけの状態がまさに中国である。
ちなみに私はデポジットは払わなかった。当時、記事にもしなかった。なぜかというと、中国のある原則を知っているからである。
これを知らないと、中国ビジネスで勝つことはあり得ないのではないか。今回はそれをお伝えしたい。
こんなに中国がわかりやすいモデルはありません!
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